「東京」「大阪」「京都」でご先祖探し

家系図 ルーツ

第53

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1.家系図ニュース~清和天皇からご依頼人まで38代の系図が出来ました
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こんにちは、行政書士の丸山学です。

さて、前号にて東北で1000年以上たどりましたという報告をさせていただきましたが、承諾を得ましたので「ご依頼人様の声」を掲載させていただきます。
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このたびは何かとお世話になりまして、ありがとうございました。

家系図の方は確かにお納めさせていただきました。

父や親戚に聞いても家系のことは分からずじまいで、途方に暮れるしかなかった現状にありました。

先生のご尽力でここまで明らかにしてくださったことを、改めて心からお礼申し上げます。

これからも大切に保管していきたいと思っております。

三重県 小岩広宣様(1000年たどるコース)
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戸籍、古文書、本家探し等を経ましてご依頼人様から清和天皇(第五十六代帝850~880年)まで38代の人名が見事に繋がりました。清和源氏の家系だったのですね。

清和天皇につながったという事は、神話時代の第一代・神武天皇までさかのぼる事になりますので結果的には千年どころではない話になってしまいました。こうして無事に千年たどれた案件もあれば、「200年コース」でも調査が難航している案件もあります。

いつの間にか年末に近づいていますが、その他の案件でも成果が出ますように年内頑張っていきます。


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当事務所では「人権」については充分な配慮をして家系調査を行なっています。人権侵害に当たるような調査、他人の身元調査は受け兼ねますのでご了承ください。


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2.「東京」「大阪」「京都」でご先祖探し
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都市部の先祖探しというのは意外と難しいものです。まず、都市部では「昔の痕跡」がなかなか残っていません。地方の村ですと、現在でも昔からの家や墓が残っています。

その地に住まわれている人に聴けば、昔のことも結構分かったり、何らかの史料が地域に残っている事が多くあります。しかし、戸籍等でたどってみて昔の本籍地が東京都中央区だと分かって現地に赴いても、そこには大きなビルが立ち並んでいるだけで昔の事を聞く相手も存在していません。

そもそも東京・江戸は戦災、火事で戸籍をはじめ様々な史料も焼失してしまっています。ただ、都内でもわずかですが江戸時代の宗門人別帳が残っている地域はあります。しかし、それも数える程度の町数ですから、ほとんど期待できません。

そんな訳で、北海道とはまた別の意味で都市部の案件は正直、頭を抱えるケースが多くあります。…ところが、そんな私の心配をよそに現在、見事に「東京」「大阪」「京都」という都市部の案件が続いています。

京都の案件がちょうど終わりました。現在、報告書を書いている最中ですが、江戸時代は京都市の中心部で商人をされていた事が判明しました。戸籍で判明した最古のご先祖様よりさらに二代判明させる事が出来ました。

今回の調査で判明させた最も古いご先祖様が京都のある商屋に丁稚奉公し、やがて「暖簾分け」という形で独立した経緯が古文書から読み取ることが出来ました。この京都の案件では、菩提寺と某大学に所蔵されている古文書の閲覧を行いました。

あとは今まさに「東京」「大阪」の案件を並行して行っています。幸いなことに、どちらの案件も何とか手がかりを掴めまして、後はもう少しそれを補足するための史料を探しているという段階です。

当然ですが、都市部の調査では商人か武士につながっていくケースが多いですね。