東北で1000年以上さかのぼりました

家系図 ルーツ

第52

=================================
1.家系図ニュース
~小学館雑誌『DIME』に掲載&国会図書館の開架に所蔵
=================================

こんにちは、行政書士の丸山学です。

現在発売中の雑誌『DIME』(小学館)の中のトレンドを紹介するコーナーに私の事務所への取材記事が掲載されています。拙著も写真入りで紹介していただき嬉しい限りです。少しでも多くの方に家系図の魅力が伝われば幸いです。

さて、このようにマスコミに取り上げていただくのも嬉しいのですが、私的にはもっと嬉しいことがありました。それは拙著『家系図を作って先祖を1000年たどる技術』(同文舘出版)が国会図書館の開架コーナーに所蔵されたことです。

どんな書籍であっても商業出版をすれば必ず国会図書館に所蔵はされます。 しかし、基本は閉架式のところに所蔵されます。ところが、国会図書館ではどの分野であっても基本知識を習得するための定番図書は開架のコーナーに置いてあります。

系譜関連のものでいえば太田亮氏の『姓氏家系大辞典』(昭和11年刊)、沼田頼輔氏の『日本紋章学』(大正15年刊)、丹羽基二氏の諸作などです。 そうした古典的名著とともに拙著が置かれたことは恐縮するとともに嬉しいことでもあります。今後もご先祖探しをする方のお役に立てるように尚いっそう頑張ります


--------------------------------------------------
◆家系図作成サービス
調査範囲を戸籍取得だけに限るリーズナブルなコース
⇒ https://www.5senzo.net/60.html
 戸籍4系統+歴史探訪報告書コース
 戸籍2系統+歴史探訪報告書コース
 戸籍1系統+歴史探訪報告書コース

戸籍を超えて徹底的に文献調査・現地調査も行うコース
⇒ https://www.5senzo.net/62.html
 200年たどるコース
 400年たどるコース
 1000年たどるコース
--------------------------------------------------
◆書籍『家系図を作って先祖を1000年たどる技術』(丸山学 著)
※無料で「はじめに」部分を公開中
⇒ https://www.5senzo.net/book-kakeizu.html
--------------------------------------------------
当事務所では「人権」については充分な配慮をして家系調査を行なっています。人権侵害に当たるような調査、他人の身元調査は受け兼ねますのでご了承ください。


=================================
2.東北で1000年以上さかのぼりました
=================================

さて、いつの間にか年の瀬も迫っていますが、私の方はご先祖探しの調査、調査の日々です。全ては書ききれないのですが、先週は東北の案件で無事に1000年以上家系をたどる事が出来ました。

実はこの案件では村の古文書が全く現存しておらず困り果てていました。最初に郷土史で確認した際には江戸時代の検地帳があることが書かれていましたの
で、どこにあるかは不明なもののきっと見つかるだろうという気楽な気持ちでいたのですが、調査をすすめていくと何とその検地帳は紛失してしまっている事が明らかになりました。

でも、これは意外とよくあるケースです。その後、紆余曲折を経てご依頼人の本家にあたる家を探し出しまして、そこには見事に1000年以上前から明治期に至るまで巻物で十数メートルに及ぶ家系図が残されていました。そちらを全て撮影させていただく事が出来ました。

その家系図の最後の方の人物は、ご依頼人からたどれる戸籍にも登場してくる人物ですので見事に「現在~近代」の情報と「近世~古代」の情報が合致しました。詳細は書けませんが、中世の大豪族の重臣を務めていた家であり、大元をたどると源氏ですから当然に祖は某天皇へとつながる家系図です。

村の古文書は皆無の状態ながら無事に1000年たどれて、とりあえずホッとしました。ホッとしたといえば、その前の週は関西地区の案件で7か月の交渉の末に地域の古文書を閲覧させていただけたという事があります。

その地域の江戸時代から明治時代にかけての古文書が「区有文書」(地域の共有文書)として現存していることは郷土史でだいぶ以前に確認していました。そして、今年の3月に現地を訪れ当該地域の自治会長さん宅にアポなしで訪問させていただいたところ段ボールにその区有文書が保管されている事が分かりました。

前述の話ではないですが、代々自治会長の持ち回りで段ボールで受け継がれていますので、いつ「これ捨てようか」という話になってもおかしくない状態です。ですので、必死に閲覧をお願いしていたのですが、何しろ地域の共有物ですから自治会長の一存でという訳にはいきません。

そこで閲覧にこぎつけるまでに7か月という時間を要したのです。しかし、その甲斐ありまして閲覧してみますと非常に貴重な史料が続々と出てきました。まずは明治10年の戸籍(いわゆる壬申戸籍というもの)。ご依頼人の家の分を見ることが出来ました。

また、明治3年の宗門人別帳もありました。明治4年に戸籍法が成立して明治5年の壬申戸籍作成へと繋がっていきますので、いわば最後の宗門人別帳といえます。

そして、江戸時代中期の検地帳も出てきまして、ご先祖のお名前を確認することが出来ました。「400年たどるコース」なのですが、これによって250年程度までさかのぼれた状態です。既にこの案件は着手してから1年以上が経過していますが、なんとか400年までいけないものかと方法を思案しているところです。

余談ですが、この区有文書はこれをきっかけに明治初期に作られた村誌が発見されました。これまで村誌が作られていたことを地域の方も全くご存知なかったようです。

また、貴重な文書類であるとの認識がなされて今後は適正に保管していくために公的機関への預託、寄贈等を検討されるとのことでした。当方も今回の閲覧で助かりましたが、村の貴重な史料がそのような形で発見され、かつ今後きちんと残されていく方向付けがなされた事は嬉しく思います。

さて、今週は火曜日から一泊二日で京都です。それも京都の中心部ですから、また村とは違う味わいの調査になると思います。