一つの村の全世帯の人名を各年代で書きだしてみる

家系図 ルーツ

第34

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1.家系図ニュース
~出版目前の書籍『自分のルーツを1000年~』校正中です
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こんにちは、行政書士の丸山学です。

6月25日出版予定の『自分のルーツ(祖先)を1000年たどる技術』(同文館出版)の校正中です。目次は以下のように決定しています。

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はじめに~1000年という時間旅行に出かけてみませんか?~

◆第1章 1000年旅行の旅支度と心得
・1000年旅行の風景を知ろう
・平安朝の「氏」にたどり着くのが1000年家系図のゴール
・あなたは源氏?平氏?~日本の名家系~
・歴史上の有名人の血が自分の身体に流れている可能性は意外と高い
・ご先祖様の名前を判明させることだけが目的ではない
・インターネット時代の便利ツール
 
◆第2章 幕末までは戸籍で確実にたどる
・戸籍の基本を知ろう
・今、戸籍がどんどん廃棄されている!?
・ミニ戸籍用語集
・まず自分の現戸籍を取得してみる
・誰の戸籍でも自由に取得できるのか?
・戸籍をたどっていくと出くわす問題とは?
・戸籍請求の方法
・旧土地台帳について

◆第3章 江戸時代のご先祖をたどる技術
・江戸時代のご先祖に出会うための考え方
・「くずし字」にどう対処するか?
・武士だったか否かが問題
・分限帳に書かれていること
・過去帳の読み方
・宗門人別帳の見方
・お墓、神社の調査も忘れずに

◆第4章 江戸時代を調査するための下準備
・まず、郷土史を取り寄せる
・菩提寺への手紙の書き方(菩提寺が特定されている場合)
・菩提寺への手紙の書き方(菩提寺が不明な場合)
・現地に出向く場合の必需品

◆第5章 戦国時代を駆け抜けて一気に1000年たどる
・中世はすでにどこかに存在している家系図を見つけることが効率的
・家系図に書き表してみる
・手紙を書いて出してみる

◆第6章 家系図作成日誌

おわりに~これからの1000年を残そう~ 

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ところで、今週は木曜日、金曜日と香川県に出張して現地調査です。久しぶりに「拓本」を取ることになりそうです。天気が良いといいのですが…


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◆家系図作成サービス
調査範囲を戸籍取得だけに限るリーズナブルなコース
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 400年たどるコース
 1000年たどるコース
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当事務所では「人権」については充分な配慮をして家系調査を行なっています。人権侵害に当たるような調査、他人の身元調査は受け兼ねますのでご了承ください。


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2.一つの村の全世帯の人名を各年代で書きだしてみる
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今、ある「400年コース」の案件で、これまでに入手した宗門人別帳、過去帳、連印状などの古文書の情報から、その村の全世帯の人名を各年代ごとに書き出して、村中の世帯の動きを確認するという作業をやっています。

と、言いますのも、この案件においては江戸時代中にその家は分家しているらしいことが既に分かっています。しかし、いつ分家したのかは定かではありません。

そこで、いったん全て書き出してみている訳です。実際にはエクセルを使っての入力作業です。そして、各年代ごとに同じ家族と思われる世帯を線で結んだり色分けしたりしていきます。それにより、分家の様子なども自然と見えてくるものです。

こういう作業を行うと、「やっぱり男子は15歳くらいで改名して当主になることも多いのだな」とか「確かに平均寿命は50歳くらいか」なんて実感したりも出来ます。特に人別帳などは年齢も書かれていますので、エクセルの表にも年齢を書き込み、表計算機能を使って各人の出生年も自動的に表示されるようにしておきます。そうすると、名前が変わっていても他の要素と勘案して「この人物とこの人物は同一人物」ということが判明していきます。

複数の史料(宗門人別帳、過去帳、連印状、検地帳など)を単に交互に見ても、なかなか相互の関連性というものには気づきません。一覧表にして、かつ色分けするなど「視覚効果」を使ってこそ初めて村の動き、そして目的の家の動きが見えてくるものです。

是非、集めた史料から一覧表を作成してみてください。先祖の名前が判明するだけでなく、江戸時代にご先祖が暮らしていた村の様子を肌で感じられるようになること請け合いです。