第27号
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1.家系図ニュース~書籍『自分のルーツを1000年たどる技術』出版へ
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こんにちは、行政書士の丸山学です。
執筆中だった書籍の原稿をようやく書上げました。同文舘出版さんより『自分のルーツを1000年たどる技術』というタイトルで6月か7月の発売になる予定です(タイトルは変更の可能性もあり)。
戸籍の取得方法から過去帳、宗門人別帳、分限帳の読み方、そして菩提寺への手紙の書き方まで実践的な先祖探しのノウハウを図表や写真も多数交えて公開したものになります。発売になりました際には、このメルマガでもお知らせさせていただきます。
まだまだ「家系図」「先祖探し」というのは世間での認知度は低いテーマだと思います。普及のため書籍の執筆、雑誌等への記事提供は積極的に行ないますので執筆の打診は下記メールまでお願いいたします。
◆丸山学への家系図・家紋・苗字関連の執筆依頼・問合せ
⇒ info@5senzo.net
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◆家系図作成サービス
調査範囲を戸籍取得だけに限るリーズナブルなコース
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戸籍4系統+歴史探訪報告書コース
戸籍2系統+歴史探訪報告書コース
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戸籍を超えて徹底的に文献調査・現地調査も行うコース
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200年たどるコース
400年たどるコース
1000年たどるコース
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当事務所では「人権」については充分な配慮をして家系調査を行なっています。人権侵害に当たるような調査、他人の身元調査は受け兼ねますのでご了承ください。
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2.変わった宗門人別帳に出会う~残念な結果を出してしまいました
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さて、ある「200年コース」で非常に残念ながら戸籍で判明した以上に直系のご先祖様のお名前を判明させることが出来ませんでした。本当に悔しく申し訳ない思いでいっぱいです。
この案件におきましては、不明だった菩提寺を判明させ、村に残る古文書をある個人の方が所蔵していることを突き止めて、その方にお願いしてご快諾をいただき現存する限りのその村の古文書を閲覧することができました。しかも、その中には天保年間の宗門人別帳がありました。
通常、江戸時代後期の宗門人別帳があれば、そこに戸籍で判明している最古のご先祖様の名前も見られる筈ですので、そこから新たな事実(さらに父親の名前など)も判明するものです。
しかし、今回手にした宗門人別帳が少し変わったものでした。通常であれば村中の全世帯の家族が書かれている筈なのですが、前年からの村人の増減だけしか記されていませんでした。つまり、生まれた子や亡くなった方の名前と当主との続柄だけが記載されているのです。
ですから、その年にその世帯で子供が生まれた、あるいは誰か亡くなったという事でない限りはその世帯については一切その人別帳に記載されていないのです。ですので、ご依頼人の家についても全く記載がありませんでした。これとは別に全世帯のことを記した宗門人別帳が存在していたのか不明ですが、少し変わった人別帳でした。
その他、多くの古文書が現存していたのですが、残念ながらご先祖様を新たに判明させる史料は残っていませんでした。
このように、菩提寺も分かりご住職も非常に協力してくださった(無縁の墓まで丁寧に探してくださいました)。村の古文書の在り処も分かり、所有者の方も非常に協力的である。そんな最善の状態になっても、それでも尚、どうしてもご先祖様をたどる決定的な史料だけが欠けていてたどれないという事があるのも事実です。
10件に1件程度は、どうしてもそういう事になってしまいます。期待をいただいたご依頼人の方に本当に申し訳なく思います。史料がどうやっても無いという場合、不可抗力でもあるのですが、それでも私自身のスキルを上げて少しでも成功の確率を上げていきたいと決意を新たにしました。





