戸籍・除籍簿でたどれる以上にご先祖様さがしをしたい~という場合には 自家の総本家にあたる家を探し当て、その総本家の古い「お墓」「過去帳」の調査は欠かせません。
もちろん、自身の家が江戸時代中から同じ場所にあり、近隣の同姓宅の総本家であるという場合には自家の記録こそ全てですが、自家が分家したり転籍していたりという家の場合には総本家を探し当てて記録を見せていただけるだけで、それまで知らなかったご先祖様名に出会うことが出来ます。
まずは、戸籍取得で判明する最古の本籍地の同姓宅を探します(電話帳を使って)。
その同姓の家々に、事情を書いた手紙を差し出し(その際、戸籍取得で判明したこちらの古いご先祖様名も書き添えます)「貴家はこちらの家の総本家にあたる家ではないでしょうか?」と、問い合わせていきます。
古いご先祖様名が合致して、その家が総本家であり自家は明治時代に分家して出来た家であると判明することもよくあります。
そうしましたら、そちらの総本家をお訪ねし、古いお墓や過去帳を見せていただきましょう。
江戸時代の古文書を調査したり…お寺の過去帳を閲覧することは禁止されていますが、その家のご先祖様だけが記載されている家の過去帳であれば、その総本家が許可してくだされば見ることは差支えありません。
これは有効な先祖探しの方法です。
当事務所の『200年たどるコース』『400年たどるコース』では、こうした同姓宅へのアプローチももちろん代行して行っております。
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