家系図の書き方

家系図はどのように作るのか?

家系図の書き方に「こう書かなければいけない」という特別な決まりはありません。
ですから、ご自分で家系図を作成する場合には、見やすいように書きやすいようにお作りになられればよろしいかと思います。

なお、一般的な記載ルールとしては『婚姻関係を横二重線で結ぶ』『法的な婚姻関係がない男女の場合には横一本線で結ぶ』や『実子は縦一本線でつなぎ、養子は縦二重線でつなぐ』などといったことがあります。

ただし、近いお身内の方について「一本線・二重線」など差を付けると気分を害する恐れもあります。そうした場合には養子や法的な婚姻関係の有無に違いをつけず、子供は実子養子問わず、一本線で結ぶ(あるいは婚姻でも未婚でも二重線で結ぶ)という配慮も必要です。

何のために家系図を作成するのか、誰が見るのかといった事を考えながら家系図の書き方を決めていきましょう。

一般的な家系図の書き方

■夫婦の書き方
婚姻関係にあるもの同士は横に並べて二重線で結びます。

家系図 書き方




■事実婚の書き方(法的な婚姻関係にない場合)
横に並べて一本線で結びます。

家系図 書き方




■実の子供の書き方
両親の間から縦一本線で繋ぎます。

家系図 書き方




■養子の書き方
養父母の間から縦二重線でつなぎます。

家系図 書き方




■前妻・後妻の書き方
右側に前妻、左側に後妻を配置します。

家系図 書き方




■家系図の中で線がクロスする時の書き方
多くの人物を書き込むときには線がクロスすることがあります。その場合には、曲線をうまく使って見やすくするとよいでしょう。

家系図 書き方

 

■家系図の見本
1系統家系図(父の家系をたどった家系図の見本)
→ 1系統家系図の書き方/見本

2系統家系図(父と母の家系をたどった家系図の見本)
→ 2系統家系図の書き方/見本

4系統家系図(父方の祖父祖母、母方の祖父祖母をたどった家系図の見本)
→ 4系統家系図の書き方/見本