同姓の方からの情報

家系図 ルーツ

第6

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1.家系図ニュース~江戸時代の古いお墓の拓本を取る
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こんにちは、行政書士の丸山学です。

最近、古いお墓の拓本を取る作業が重なりました。
江戸時代に作られたお墓は既に200~300年を経過しており、石が削れて肉眼では彫られている文字が読めなくなっています。

しかし、きちんと拓本を行なうと没年月日などの小さな文字まで、くっきりと浮かび上がってきて読めるようになります。(拓本の取り方には色々な方法がありますが、間違っても魚拓のように被拓物に墨を塗って汚すようなやり方をしてはいけません)

江戸時代のお墓というのは高さも膝くらいまでしかない小さなものです。放っておけば、そこに誰が眠っているのか永遠に知られぬままになるところです。しかし、拓本を取って(俗名が書いてあるケースは少なく、基本的には戒名と没年月日だけですが)記録を保存することにより、その方のことが家に代々伝わることになります。

ですから、私などは自分の先祖のものでないとはいえ、やはり文字が鮮やかに蘇った瞬間にはちょっと感動してしまいます。


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当事務所では「人権」については充分な配慮をして家系調査を行なっています。人権侵害に当たるような調査、他人の身元調査は受け兼ねますのでご了承ください。


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2.同姓の方からの情報
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先日、東北地方に家系調査に出かけました。
「400年たどるコース」ですから江戸時代の初期まで家系をたどるのが目的です。しかし、この方の場合、中世の頃からの家の言い伝えがありますので私としては何とか江戸時代以前のその言い伝えが正確なのか否かまで判明させたいと思っています。

江戸時代にご先祖がどこに住まわれていたかは既にある史料で判明していますので、その場所に出かけた訳です。その町をフラフラと歩きながら、家の外で網戸を洗っていた男性に声をかけてその町のことをお聞きしました。

そして、「この辺には○○という苗字の方はいらっしゃいますかね?」と、お聞きしたらすぐ傍にいると教えてくださいました。同じ地域に居住していて同姓であれば、依頼人の方の先祖とどこかでつながっている可能性は結構高い訳です。

しかし、いきなり訪問するのは(こんなご時世ですし)マナー違反というもの。後日、手紙を差し出すことにしました。そうして事情を書いた手紙を出しましたところメールでお返事をいただきました。
そこには、「お教えできる事があるかもしれない」と、書いてありました。突然の手紙にご丁寧に返信をくださり本当に感謝しかない訳ですが、何とも嬉しい瞬間です。それ以降の展開は個人情報の問題がありますので、ここに詳細に書く訳にはいかないのですが、こうした例からも「現地に足を運ぶ」というのは家系図作成において非常に重要な事であると改めて感じた次第です。